数奇屋造り
数奇屋の起源ははっきりとわかっていませんが、寛永頃(1630年頃)になると数奇屋風の書院が多くなっています。
数奇屋は、書院造を基礎として、室内を軽妙な意匠とした建物の一般に数奇屋造りと呼びます。柱は面皮柱を使用し、欄間や釘隠しの意匠などでしゃれた室内空間を作り出しています。正規の書院造の気品を失わずに堅苦しさを脱却して日常の居室ともなりうるようにしている。


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